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最速で求められる人材になる方法 感想・レビュー [書評]
最速で求められる人材になる方法
感想・レビュー
time -この本を読むのにかけた時間-
3h30m(読破)
trigger -この本を読んだきっかけ-
新社会人として身につけるべきマインドを早くから取り入れ実践していきたいと思ったから。
before -読む前の私-
どうしても成長などを自分本意の視点から考えがちだが、この本のタイトルのように、
求められる人材になるには、客観的な指標で価値をつけていかなければならないのではないか。
summary -概要-
仕事の成果は準備によって決まる
→それを最も表すのが資料
会議は事前準備がすべて
→資料ですべてがきまる
資料は今の自分の商品価値を表す
結論のある資料作りを心がける
必要とされるものを、きちんと作れる人のつよみ
資料作成中になぜそれを作っているのか忘れがちになるので注意が必要
ダメな資料の例
分厚い→読み手の気持ちになって
ビジネスの基本は、どんなことをしたいのか、いつまでにどんなことをやるのか
10の時間をかけて作ったものが、1の時間で伝わるのがいい資料
7/10は捨てる
→効果のたかそうな3つくらいの打ち手に絞る
データも使い方次第
はじめから、主張のみでうまくいく場合もあるし、
データを見せてから、私たちは間違っていたのかも知れません→本当はこうすべきかも
という流れにしたほうがいい場合もある
反対が予想される場合はとくにこの順番の方がいい可能性が高い
直さない資料は言語道断
ミスは誰でもするものだが、嘘をつくのは良くない
1回は読む側の立場でミスがないかを確認してみる
PDCAサイクルが回りやすいいい資料のフレームワーク
現状分析
今いったい何が起きているのか
データを使う場合には、本当に見せたいものだけに絞る
今後の見通し
このままだとこうなっちゃよーという成り行きのシナリオ(ホラーストーリー)をつくる
原因分析と反省
これなくして、先へは進めない
※できる人は当事者意識を持って痛烈に反省できる人
できるだけ定量化を
解決策
策は多くしないで、3つくらいに絞る
実施後の見通し
数値でシミュレーションする
残された課題
今後の進め方
5W1Hを意識してかく
→いつまでに、だれが、なにをやるのか
※資料は問題を解決をするためのもの
しめきりが決まっている場合もあれば、資料を作りながら、目標を立てながら決まる場合もある
それは柔軟にすべき
どうしてもデータをたくさんのせたいばあいは、付録として最後に乗せ
質問された場合にそれに基づき答えるようにする
資料の中でのハイライトを考えておく
より早く、より確実に、よりわかりやすく伝えるための5つのルール
頭を決める
顔とは具体的な数値の入った数表のフォーマットのこと
先に決めておけば、データも集めやすい(分担も可能に)
これをもとに話しやすい
尻をみせる
尻とは表の合計欄
→そこに結論が隠れている可能性が高い
尻合わせには時間がかかるが、そこで新たな発見がある
主文を入れる
自分が伝えたいことがぼんやりしている場合には、一人で伝える練習をしてみる
→そうすると何を伝えたいのか自分でもはっきり分かっていない可能性がある
主文が 父は男です 的な当たり前の内容になっていないか確認
丸打ちをする
大事な数字はまるで囲む
ページ振りをする
資料をひと束にまとめて
資料は基本的に上から下に流れるように説明できなければいけない
資料提出のタイミングは超重要
計画にはクイックヒットになるものをいれる
損益を具体的に表す
長期目標を提示しそのための短期目標を設けて進捗を管理する
after -読んだ後の私-
資料を作る機会はまだまだ少ないが、資料は自分をアピールできる数少ないチャンスと捉え、
しっかりと作りこんでいきたい。
impressed -印象に残った言葉-
10の時間をかけて作ったものが、1の時間で伝わるのがいい資料
action -自分も実践しようと決めたこと-
自分が普段書いている簡単な議事録を、「いつまでに、だれが、なにをやるのか」を意識して書く
target -こんな人にオススメ-
新入社員の方。
資料作りで意識すべき点をもう一度おさらいしておきたい中堅の方。
real -本音-
正直、いままでにそこまでしっかりとした資料を作る機会がなかったので、ピンとこない点が多かった。
資料を作る機会が増えてきたら、再度この本を読み返したい。
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